今回はドッグセラピーに関してお伝えいたします。
また、日本初のセラピードッグとファシリティドッグの感動の物語についてもお伝えします。
この記事を読めばドッグセラピーに疑念や不安な気持ちを持つかたもその思いは払拭されるはずです!
ドックセラピーの効果|「幸せホルモン」や「脳内麻薬」が分泌される
最近の研究により、人間はペットと触れ合うことにより「幸せホルモン」と呼ばれるオキシトシンやセロトニン、そして「脳内麻薬」ともいわれるエンドルフィンなどが分泌されることがわかってきました。
僕の効果は絶大です♪
そうだね。
動物との触れ合いは人間にとって癒し効果や、イライラの減少、幸福感を高めたりとさまざまな効果があります。
動物との触れ合いで得られる効果
- 癒し効果
- 認知症の改善
- ストレス・イライラの減少
- うつ病などの精神病の改善
- 意欲の向上
- 幸福感を高める
- 痛みの緩和
- 自律神経のバランスを整える
動物と触れ合うことによりこれらの効果がなぜ得られるのか、各ホルモンの役割と一緒に詳しく見ていきたいと思います。
「幸せホルモン」オキシトシンの分泌をうながす
オキシトシンは、「幸せホルモン」・「癒しホルモン」・「愛情ホルモン」ともいわれ、人間に幸福感を与えるホルモンです。
たとえばお母さんは赤ちゃんと見つめ合うと、とても幸せな気持ちになりますよね。
この時脳内で分泌されているのがオキシトシンで、それにより愛おしい思いや幸福感を感じます。
このオキシトシンは犬と見つめ合ったり触れ合うことでも分泌されることが麻布大学の研究により明らかになっています。
この研究は麻布大学によりアメリカの科学雑誌「サイエンス」にて発表されています。
その後、ユニ・チャーム株式会社が高齢者施設でペットセラピー前後のオキシトシン分泌量を測定する実験を行いました。
その結果、ペットセラピーを実施した高齢者のうち83.8%にオキシトシンが増加していることが実証されました。
そしてセラピーをおこなった犬のうち77.1%にもオキシトシンの増加が確認されました。
犬にとっても人間との触れ合いは幸せを感じるうれしい時間なのですね。
そんな無条件の愛を与えてくれる犬と触れ合うからこそ、傷ついた心がいやされ幸せを感じることができるのかもしれません。
「意欲のホルモン」ドーパミンの分泌をうながす
またこの実験により、ペットと触れ合い楽しい時間を持つことで、やる気を向上させるホルモンであるドーパミンの分泌もうながす効果が期待できることも報告されています。
例えば楽しい映画などを見てたくさん笑ったあとは、やる気が映画を見る前より向上しているというのを感じたことはありませんか?
予期せぬ笑いや楽しさはドーパミンの分泌をうながし意欲を向上させてくれます。
犬との触れ合はこのような笑いをたくさんもたらしてくれるため、意欲の向上をうながし、それが認知症改善などの効果をもたらすことが期待できます。
もう一つの「幸せホルモン」セロトニンの分泌を促す
犬との触れ合いは、もう一つの「幸せホルモン」といわれるセロトニンの分泌も促してくれます。
セロトニンは下記の方法で分泌を促すことができます。
セロトニンの活性方法
- 1日10~30分日光を浴びる
- 直接太陽を皮膚に当てなくても、目が光を感じていれば帽子をかぶっていても日傘をしていてもOK
- 1日5~30分の運動
- 身体に負担をかけないウォーキングやジョギング、ヨガなどの有酸素運動がおススメ
- スキンシップ
- 親しい友人や家族との会話、ペットとの触れ合いも効果的
セロトニンには下記のような効果があります。
セロトニンの主な働き
1. 大脳に働きかけて覚醒の状態を調整する
2. 心の領域に働きかけて意欲を促す
3. 自律神経のバランスを整える
4. 姿勢筋への働きかけ
5. 痛みのコントロール
ペットとの触れ合いでセロトニンが分泌され精神的ストレスが緩和
セロトニンの活性方法は簡単ですが、セロトニンはストレスにより分泌が減少してしまいます。
うつ病などの精神病はセロトニン量の不足が原因としてあげられており、抗うつ薬にはセロトニン量を増やすお薬が処方されます。
ペットとの触れ合いはセロトニン量を増やすことができるため、うつ病などの精神的ストレスを抱えている人たちにとって大きな効果をもたらすことが期待できます。
ペットとの触れ合いで自律神経が安定し心が安定する
上記でご紹介したユニ・チャーム株式会社の実験で、高齢者はペットセラピー実施中に緊張状態をあらわす交感神経の活動が低下し、副交感神経が優位になりリラックス状態になったことを実証しています。
ストレスが多い現代社会は交感神経が優位になっているといわれています。
ストレスは自律神経の乱れも引き起こし、やる気のなさやだるさ、不安感、夜眠れないなどのいろいろな不調を引き起こします。
セロトニンには自律神経の乱れを調整しバランスを整え心を安定させる作用があるため、ペットとの触れ合いは心を安定させるのです。
セロトニンは快適な毎日を送るために大切なホルモンです。
そのため、ストレスを受けやすい現代社会では、積極的にセロトニンの分泌を促すよう心掛けることも必要です。
bayakkoご主人様、僕の散歩毎日大変そうだけど体を動かすことはセロトニンの活性化にいいんだよ。
そうだね。タロウ。タロウのおかげで、いつも私は健康な毎日をおくれているんだよ。ありがとう。
「ストレスホルモン」のコルチゾールを減少させる
コルチゾールはストレスを感じた時に身体を守ろうとして大量に分泌されるホルモンで、ストレスに対抗する気力を与えてくれます。
しかし、多量に分泌され続けると記憶をつかさどる脳の海馬を萎縮させ認知症のリスクを高めます。
また、コルチゾールを分泌する副腎皮質が疲労してコルチゾールの生産が減少することにより、ストレスに対抗する力が弱まりうつ病などを発症しやすくなります。
過度なストレスを受けやすい現代の社会では、常にコルチゾールが多量に分泌されやすい状況にあります。
ペットと触れ合うことにより分泌される「幸せホルモン」のオキシトシンやセロトニンには、ストレスを軽減させる作用があり、「ストレスホルモン」であるコルチゾールを減少させることができます。
そのため、ペットとの触れ合いはストレスやイライラを軽減して、コルチゾールの過剰な分泌を予防する効果も期待できます。
私は仕事から重いストレスを感じて帰ってきたとき、タロウが玄関で出迎えてくれたのを見た瞬間に、感じていたストレスがスッとなくなり笑顔になったことが何度もあります。
見るだけでもペットは癒しを与えてくれて、ストレスを軽減させてくれるのは間違いありません。
「脳内モルヒネ」ともいわれる痛みを抑えるホルモン・エンドルフィンの分泌を促す
エンドルフィンは「脳内モルヒネ」・「脳内麻薬」ともいわれ、痛みを抑えたり、幸福感を与えたる働きをする脳内ホルモンです。
先に述べた「愛情ホルモン」ともいわれるオキシトシンには、エンドロフィンの分泌をうながす作用があります。
そのため、ペットと触れ合うことでエンドロフィンも分泌されるのです。
その他にもエンドロフィンにはさまざまな効果があります。
下記の記事では、「エンドロフィンの効果と分泌させるための10の方法」に関して詳しくお伝えしていますのでぜひ合わせてお読みください。
セラピー犬のすごさを実感していただける実話のご紹介
犬との触れ合いが人間にもたらす効果に関してご理解いただけたと思います。
そしてその理解をもって、日本初のセラピードッグとファシリティドッグの実話を知ると、また違った角度からセラピー犬のすごさを実感していただけるのはないでしょうか。
日本初のセラピードッグはゴミ箱に捨てられ殺処分寸前の犬だった|名犬チロリ
セラピードッグについて語るにあたり、どうしても知っておいて欲しいのが、日本初のセラピードッグである名犬チロリの活躍です。
チロリはセラピードッグといって想像しがちな血統書つきの犬ではありません。
雑種で、虐待を受けゴミ箱に捨てられていた犬でした。
名犬チロリの活躍とそのすごさは、以前フジテレビのTV番組「奇跡体験!アンビリバボー」で放送されました。
番組の内容を下記の動画でご覧いただけますので、ぜひご覧ください。
チロリからたくさんの愛情と希望をもらって、ここまできました。
チロリの活躍があったからこそ、いま、後輩の犬たちが立派に活動できるようになったのです。
チロリ、ありがとう。
ほんとうに、ありがとう。
「名犬チロリ」 大木トオル著 岩崎書店より
チロリの育ての親である大木さんはチロリが亡くなったあと、殺処分寸前の犬や東日本大震災の被災犬を保護しセラピードッグに育てています。
素晴らしいですよね。
殺処分されていい命など一匹も存在しません。
どんな犬でも人間が愛情を持って育てれば、予期せぬかたちで素晴らしいものを返してくれます。
一匹の野良犬との出会いが、大木さんの、そして日本のセラピードッグのいしずえを築いたのですね。
自閉症スペクトラム(ASD)の子の思いやりの心を育てるきっかけに
ASD(自閉症スペクトラム)の子の症状に、人の気持ちを推測することが困難、無反応、目を合わせないなどがあります。
人の気持ちを推測できないため他人を思いやることも不得意です。
また、一人でいることを好み、周りへの興味が乏しいため会話力や社会性も身につきにくいです。
ですが残念なことに、現在のところASDの子の症状を改善に導くための有効な手段は示されていません。
成長するにつれて症状が少しは改善することもあるかもしれませんが、大人になり社会で苦労することが多いのも事実です。
大人になり少しでも生きやすい人生を歩んでもらうためにも、できるだけ症状を緩和させてあげたいですよね。
そうだね。
ASDの子でも殺処分寸前から救われセラピードックとなった犬たちと触れ合えば、思いやりの心を育てることができるのではないでしょうか。
自分たちより辛い境遇で生きてきた犬たちが、立派に人助けをしている姿にはASDの子でも感じることはあるでしょうね。
思いやりの気持ちを学んで、人の気持ちを推測することができるようになれば、社会性も身につけていくことができるはずです。
そのため療育施設などでも、大木さんが運営する一般財団法人国際セラピードッグ協会の犬たちを取り入れてくれればいいなと思います。
動物は人間のような複雑な感情を要求しない
一般財団法人国際セラピードッグ協会代表の大木さんは子どもの頃、重度の吃音障害のため、上手に話すことができなかったそうです。
そのため、いじめにあい、人と話すことが怖くなってしまったそうです。
そして、そんな傷ついた心を癒してくれたのがそのときの愛犬でした。
言葉が発せなくても犬はそんなことは気にせずに、変わらずに愛情を注いでくれる。
傷ついた心を癒してくれる愛犬のおかげで大木さんは障害を克服していくことができたそうです。
犬との交流において、ASDのお子さんが苦手とする会話は必要ありません。
たとえASDのお子さんが犬に気づかなかったとしても、犬は何度でも無邪気に接してきます。
そして触れ合えば確かな癒しと楽しい時間を与えてくれます。
犬の無条件の愛とシンプルな意思疎通がASDの子にとってうまく作用し、その成功体験が人間との交流への橋渡しをしてくれることも期待できます。
噛んだりして危害を加えるのでは?
セラピードッグに関して、犬が突然の出来事に狼狽して、人間を噛んだりするのではないかという不安の声もあります。
しかし、きちんと訓練されている犬で人間に危害を加えることはほぼ考えられません。
チロリは、セラピー中にお年寄りの方にわき腹をつねられても必死に耐えたそうです。
一般財団法人国際セラピードッグ協会では、セラピードッグになるために45教科の項目をクリアしなければなりません。
セラピードッグのトレーニング内容の一部
- アイコンタクト:患者さんと見つめ合う
- ハウスマナー:家の中で人間と生活するときの基本マナー
- ウォーキングマナー:人間のさまざまな歩行速度に合わせて歩く
- ラインマナー:複数の犬が一列に並んで歩くトレーニング
- ケインウォーク:杖をついて歩く人の速度に合わせて歩く
- 車イスとの同足歩行:車イスの左側を同足歩行する
- ハプニングマナー:突然の出来事に冷静に対応する
- ベッドマナー:部屋での行動マナーとベット上での基本マナー
- ハンディキャップマナー:障害者に接するマナー
セラピードッグが起こす奇跡を知る|書籍のご紹介「名犬チロリ」
「名犬チロリ」を読めばセラピードッグが人間に起こす奇跡を知ることができます。
人間に虐待を受けてきた犬が、セラピードックになるために懸命に頑張る姿や人間に尽くす姿は深い感動を与えてくれます。
セラピードッグがまだ知られていない頃、大木さんも採用する施設側も不安がある中で、その不安を打ち消すかのように懸命に任務をこなすチロリに支えられ、セラピードッグのいしずえを築き上げてきたこと。
そして、不登校で引きこもりになってしまった中学生の子が犬と触れ合うことにより、やる気を取り戻したお話しもあります。
本書を読めば、お年寄を始め、辛い境遇に合いやる気をなくしてしまった人たちが、セラピードッグによりいやされ、明るい心ややる気を取り戻していく奇跡を知ることができます。
セラピードッグに関して知りたい方や不安のある方は、ぜひ「名犬チロリ」を読んでいただければと思います。
価格 (ハードカバー) | 1,430円 |
価格 (文庫本) | 715円 |
重病の子どもたちを支える日本初のファシリティドッグ
ファシリティドッグは、病院に常勤し重い病気と戦う子どもたちを支える犬です。
日本初のファシリティドッグであるベイリーは、2010年に静岡県立こども病院の理解と暖かいご支援により導入されました。
2021年12月現在では、静岡県立こども病院、神奈川県立こども医療センター、東京都立小児総合医療センター、国立成育医療研究センターでファシリティドッグを導入させていただいています。
日本初のファシリティドッグ・ベイリーのストーリー
日本初のファシリティドッグのベイリーは、神奈川県立こども医療センターで9年間セラピー犬として活動してきました。
そのベイリーが高齢のため引退する前に、最後の任務として支えたのが、小腸に重い病気を抱える10歳のゆいちゃんの大手術です。
ゆいちゃんは小さな頃から入退院を繰り返し、生死の境をさまようこともあったそうです。
そんなゆいちゃんにベイリーは6年間寄り添ってきました。
今回の大手術が成功すれば、ゆいちゃんの病気は根本的に改善されます。
手術前日手術の日ベイリーがきてくれて緊張が少しほぐれた。ベイリーをさわっていると落ち着く。明日は手術。少し緊張しているけれど頑張る。
(ゆいちゃんの日記より)重い病の子どもたちを支えるセラピー犬 ベイリー | NスペPlus
不安そうなゆいちゃんのもとに、ベイリーが駆けつけると、ゆいちゃんは笑顔になり、手術室へとベイリーのリードを持って歩き出しました。
手術は無事成功しましたが、しばらくは刺すような痛みが続くため眠れないでいたゆいちゃん。
そこにベイリーがやってきて、ゆいちゃんのベットで添い寝をしました。
そのまま30分たってもベイリーはベットから動こうとしません。
そしてゆいちゃんが眠りにつくと、ベイリーは安心したようにベットから離れました。
手術から5日後ゆいちゃんは腸が回復するまで点滴をし、水を飲むこともできません。
早く腸を回復させるためには、少しでも体を動かし腸を刺激しなくてはなりません。
しかしゆいちゃんは痛みのため、移動はすべて車いすに頼っていました。
そこで、ベイリーと歩くように促すと、ゆいちゃんはおそるおそる立ち上がり、ベイリーのあとをゆっくりと歩き始めました。
退院から2ヶ月後ベイリーと一緒にナースステーションの周りを1周した。とても痛かったけど、ベイリーが一緒にいるから頑張れた。ベイリーありがとう。
(ゆいちゃんの日記より)重い病の子どもたちを支えるセラピー犬 ベイリー | NスペPlus
高齢のベイリーは引退を迎えました。
ベイリーがそばにいてくれると、入院中のつらいことも忘れさせてくれました。おつかれさま、ベイリー。ありがとう、ベイリー。これからはゆっくり休んでね。
(ゆいちゃん)重い病の子どもたちを支えるセラピー犬 ベイリー | NスペPlus
ゆいちゃんの夏休みの宿題の自由研究のテーマは「病院で働く犬」。
ベイリーのすごさを学校の仲間にも伝えたいとゆいちゃんは言います。
ベイリーとか、頑張っている子たちは、すごいんだよって。
(ゆいちゃん)重い病の子どもたちを支えるセラピー犬 ベイリー | NスペPlus
ベイリーありがとう
ベイリーは、2020年10月1日に横浜の自宅にて安らかに息を引き取りました。
12歳9か月でした。
下記の動画は、そんなベイリーへの感謝の気持ちを込めて作成された動画です。
日本初のファシリティドッグとして前例のない中で導入には不安の声も多くありました。
でも、その不安をすぐに打ち消し、代わりに笑顔と安らぎをまわりに届けたベイリー。
この動画を見ると、とても多くの方たちがベイリーに支えられ、そして感謝しているということがわかります。
ベイリーは患者さんの自ら治ろうとする気力を後押ししてくれる存在でした。
神奈川県立こども医療センターの総長 町田先生のお言葉。(動画より抜粋)
痛い注射も、苦しいリハビリも、ベイリーが一緒にいるから頑張ってくれました。
病は気からといいますが、自ら治ろうとする力が非常に大事です。その力をベイリーは与えてくれていました。
ただかわいいというのではなく、意思を持ってこちらを見つめてくるのがとても印象的で、とてもオーラを放っていた犬でした。愛らしい姿としっかりお仕事をする姿勢、みんなを包み込むやさしさ、全部わかってるよというような視線を会う人みんな感じると思います。なので、みながベイリーを応援し、活動が広がってきたと思います。これからもベイリーが残してくれた功績を私がたちがしっかりと引き継いでいくので、ベイリー応援していてね、という気持ちです。
シャイン・オン!キッズ ベイリーの後輩犬ヨギのハンドラー 鈴木恵子さん(動画より抜粋)
セラピードッグの運営は寄付金によって成り立っている
セラピードッグやファシリティドッグは、素晴らしい効果があるにも関わらず日本ではまだあまり広まっていません。
そして、その運営の多くは寄付金によって成り立っているという現状もあり、非常に不安定な立場にいます。
セラピードッグ・チロリの一般財団法人国際セラピードッグ協会では、捨て犬や福島での被災犬を救助し、セラピードッグへの育成を行っています。
また、犬たちが引退した後も、最後まで看取りを行っています。
その他にも、被災犬たちを救助するため「福島・いわき被災犬緊急保護センター」の運営を国から引き継ぎました。
これらの活動を維持していくことや、高齢犬への医療費などにより多くの出費がかかります。
今後も、一般財団法人国際セラピードッグ協会の素晴らしい活動を支えるために、皆さまの温かいご支援のほどお願いいたします。
ご支援・ご協力のお願い:一般財団法人国際セラピードッグ協会
ファシリティドッグ・ベイリーのNPO法人シャイン・オン!キッズでは、引き続きベイリーの後輩犬を育てるために活動を行っています。
ファシリティドッグをご採用いただいている病院からも、訪問のための経費やハンドラー人件費をいただいておりますが、ファシリティドッグの育成や管理費などは皆様からの寄付金により成り立っています。
辛い病気と戦っている多くの子どもたちに笑顔を届けるため、そして1人でも多くの子どもたちに未来への希望を届けるために、どうぞご支援のほどお願いいたします。
ご支援・ご協力のお願い:NPO法人シャイン・オン!キッズ
おわりに
脳内伝達物質の研究により、動物との触れ合いが、癒しや認知症の改善などさまざまな効果をもたらすことが、科学的な側面から証明されてきています。
このような研究がさらに進み、 アニマルセラピーの効果が証明され、社会に浸透していくことを期待します。
そして同時に、アニマルセラピーに保険が適用されていくことを願っております。