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犬のトイレトレーニング | 成犬でもしつけOK! | 効率的なしつけですぐに覚えさせる方法

トイレのしつけは愛犬と末永く幸せな生活を送るために必要なしつけであるといっても過言ではありません。

アメリカでは犬を捨てる大きな原因の1つに排泄のトラブルがあるといわれています。

そのような悲しい結末を避けるためにもトイレのしつけはしっかりとおこなっておく必要があります。

この記事では、トイレトレーニングの方法の他に、飼い主さんと犬の負担を少なくするために、トイレのしつけを早く覚えさせための秘訣をお伝えいたしますのでぜひご参考ください。

1. トイレを覚えさせるメリット

犬にトイレを覚えさえることは、ワンちゃんにも飼い主さんにもさまざまなメリットがあります。

天候の悪い日や寒い日に外に出るのがおっくうになるのは、人間に限ったことではありません。

実際に、「うちの犬は雨が嫌いですぐ帰りたがる」とか、「寒いと外に出るのを嫌がる」という話しをよく聞きます。

ですが、トイレのしつけができていないと、嫌がるワンちゃんを無理矢理外に出さなければなりません。

このような時にトイレトレーニングができていれば、散歩に行けなくても飼い主さんもワンちゃんもストレスを抱えることなく過ごすことができます。

また、トイレのしつけができていないとお留守番時も不安なため、仕事などをしていると困ってしまいます。

そして、老犬になると膀胱の筋肉も衰えてくるため、成犬時のようにトイレを我慢することができなくなります。

そのため散歩の時間まで我慢することができずに家中で排泄をしてしまう可能性があります。

トイレのしつけができていればこのようなトラブルを防ぐことができ、ワンちゃんも飼い主さんもストレスを抱えることなく末永く幸せな生活を送ることができます。

😺トイレを覚えさせるメリット

  • 雨などで散歩に行けなくてもトイレを我慢させなくてよい
  • 留守番時もトイレを我慢させなくてよい
  • トイレを我慢させるとかかる疾患 (膀胱炎や尿失禁) を防ぐ
  • 老犬になり足腰が弱り散歩に毎回行けなくても安心
    (老犬になると膀胱の筋肉も弱ってくるため成犬時よりひんぱんにトイレに行く必要が出てきます。)

2. トイレトレーニングは何歳からするのがよいの?

トイレトレーニングは生後12週~16週の時に始めるのがよいです。

生後12~16週以前では、まだ膀胱も小さく、泌尿器系もしっかりと成長していません。

また、排泄を我慢するために必要な筋肉も成長してません。

そのため、トイレトレーニングをしてもトイレポイントまで我慢できずに排泄をしてしまう可能性が高いです。

サークル内ではトイレを成功するけれど、家の中でフリーにすると失敗するという声をよく聞きますが、その理由は下記の3つが考えられます。

😿子犬を家の中でフリーにするとトイレを失敗する理由

  • 膀胱がまだ小さく、泌尿器系もしっかりと成長していない
  • 排泄を我慢するために必要な筋肉が発達していない
  • トイレまでの道順を覚えていない

そのため、生後12~16週以前の子犬や、まだトイレトレーニングができていない子犬は、広めのサークルを使用して犬の部屋を設置してあげることをおすすめいたします。

下記の記事では犬の部屋を設置するメリットや設置方法などを説明していますのでぜひご参考ください。

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3. 成犬の場合のトイレトレーニングの方法は?

成犬の場合もこの記事で紹介する、子犬のトイレトレーニング方法と同じで大丈夫です。

ですが、成犬の場合はこれまでの長い習慣を変える必要があるため、子犬よりも長い時間を要するかもしれません。

成犬のトイレトレーニングを成功させる秘訣は、忍耐と粘り強さにあるといえます。

トレーニング期間中は一進一退を繰り返し諦めたくなることもあるかもしれません。

でもトイレのしつけができていないと、これからのワンちゃんとの生活においてもっと大変な思いをすることが出てきます。

トレーニング期間中は大変でもこれからのワンちゃんとの生活を考えると短いものです。

早急な結果を求めずにワンちゃんを信じてトレーニングをおこなっていきましょう。

4. トイレトレーニングはどれくらいかかるの?

トイレを覚えるまでどれくらいかかるのかは、年齢や犬種、また状況や環境により異なり、数日でできるようになる子もいれば数ヶ月かかる場合もあります。

ですが、トイレトレーニングを成功させる秘訣は、どれだけ効率的にトレーニングできたかによるといえます。

例えば、常に同じ時間に食事をとらせることができたか、効率的にごほうびをあげることができたか、失敗したときに怒らないで対処できたかなど、さまざま要因によりトイレトレーニングは影響を受けます。

この記事では、効率的にトイレトレーニングをおこなうために必要な準備やトレーニング方法を説明していきますので、トイレのしつけを早く終わらせるためにぜひ参考にしてください。

5. トイレタイムの目星をつけよう

トイレトレーニングをおこなう上でトイレタイムの目星をつけることが大切です。

そうすることでやみくもにおこなうよりもトイレの成功率を高めることができますし、ワンちゃんも飼い主さんもストレスを抱える場面を少なくできます。

ここではトイレタイムの目星をつけるために必要な知識をお伝えいたします。

5.1 犬のトイレを我慢できる時間

1日のトイレの回数は、年齢や体の大きさなどにより異なりますが、一般的な時間は下記の表のようになります。

トイレを我慢できる時間と下記で説明する排泄のタイミングを目安にして、ワンちゃんのトイレタイムの目星をつけましょう。

🐶ワンちゃんの年齢⏰トイレを我慢できる時間
生後2ヶ月1~2時間
生後3~6ヶ月この時期は月齢がトイレを我慢できる長さとなります。 例) 4ヶ月なら4時間我慢できる
生後7~8ヶ月6~8時間
生後8ヶ月以上(成犬時)6~8時間 (夜間寝ているときは最大で10~12時間)
7歳以上4~6時間
12歳以上2~4時間

5.2 トイレ (排泄) のタイミングを知ろう

ワンちゃんのクセや毎日の動きをよく観察して犬の排泄のタイミングを見極めましょう。

犬のトイレのタイミングは下記のようなときです。

⏰犬のトイレのタイミング

  • 朝起きたあと
  • 昼寝やうたた寝などから起きたあと
  • ご飯のあと
  • 興奮したあと
  • 遊んだあと
  • クレートから出したあと

朝起きたあとはすぐにトイレをする可能性が高いので、排泄を待つことがなく教えることができます。

また、下記のような動作をする場合はトイレの可能性があります。

🧐犬がトイレをしたいときの動作

  • 地面の臭いをクンクンと嗅いでいる
  • 部屋のすみや目立たない場所を探している
  • そわそわしている
  • クルクル回っている
  • 飼い主さんの注意を引こうと吠えている
  • 鳴いている
  • クレートのドアをひっかいている

子犬のトイレのタイミングを知るために、ペットカメラを設置することもおすすめです。

1日の行動を録画すれば常に見ていられなくても後でまとめて見ることができるので、トイレのタイミングをつかむのに役立ちます。

下記の商品は連続録画や自動追尾機能がついていてコスパもよいのでおすすめです。

5.3 ご飯は決まった時間に与える

ご飯を決まった時間に与えることも毎日のトイレタイムを予測するのに役立ちます。

フードを入れた容器は置きっぱなしにはせずに、全部食べていなくても20分ほどで片づけるようにしましょう。

残しているからといってそのまま置いておき、いつでも食べれる状態にしておくと、トイレタイムを予測することが難しくなります。

また、夜のごはんは最低でも犬が寝る3時間前にはあげるようにしましょう。

そうすることで夜寝る前にトイレをするので夜中に排泄するのを防ぐことができます。

5.4 決まった時間にトイレに連れて行く | 1日のスケジュールをたてる

トイレタイムの目星をつけたら、いつも決まった時間にトイレに連れて行くようにします。

そうすることで、ここがトイレであるという認識を与えやすくなります。

また、犬はその時間までトイレを我慢することを学んでいくようにもなります。

トイレに連れて行く時間、ご飯をあげる時間、一緒に遊ぶ時間、寝る時間などを決めて、1日のスケジュールをたて表にしておくと便利です。

6. トイレトレーニングのための準備

トイレトレーニングをおこなう前に必要な準備をおこないましょう

6.1 トイレトレーニングの準備1 | トイレの場所を決める

トイレに適した場所を最初に決めます。

下記、「トイレを設置するのに良い場所」を参考にトイレの場所を決めましょう。

トレーニングを始めたあとに、トイレの場所を移動することは絶対にしないようにしましょう。

トレーニング中にトイレの場所を移動してしまうと、ワンちゃんは混乱してしまい失敗することが多くなり、トレーニングを後退させる原因となります。

そのため、トレーニングを始める前に、トイレの場所をしっかりと決めておくことが大切です。

トイレを設置するのに良い場所

犬の排泄をうながすために、犬が排泄しやすい環境を整えてあげることも大切です。

犬は本能的に自分の寝床や寝床の近くでは排泄をしない習性があります。

そのため、トイレは寝床のすぐ近くは避けたほうが排泄をしやすくなります。

ですが、あまり離れた場所だとトイレを探せなくなる可能性があるので気をつけましょう。

また、排泄中に犬の気が紛れてしまうことを防ぐことも必要です。

そのため、トイレは家族があまり通らない部屋のすみなどに設置するようにしましょう。

犬が排泄しやすい環境だけでなく、飼い主さんの負担を減らすために、掃除しやすい場所であることも大切です。

床やタイルなど、トイレを失敗しても簡単に掃除できる場所を選ぶようにしましょう。

😀トイレを設置するのに良い場所

  • 寝床から離れた場所 (あまり離れているとトイレを探せないので注意する)
  • 部屋のすみなど家族があまり通らない場所
  • トイレを失敗したときに簡単に掃除できる場所

6.2 トイレトレーニングの準備2 | トイレの場所にサークルを設置する

トイレの場所にサークルを設置します。

サークルはワンちゃんが中でクルクルと回れる大きさであればよいです。

下記のようなトレー付きのサークルは掃除しやすいのでおすすめです。

6.3 トイレトレーニングの準備3 | ペットシーツをサークル内に敷きつめる

ペットシーツをサークル内に敷きます。

このとき、以前排泄をしたペットシーツの切れはしをトイレの中央に置くようにしましょう。

そうすることで、排泄をうながすのと同時に、ここがトイレであるという認識を与えやすくなります。

トイレシートを噛んで破ってしまうワンちゃんには、メッシュカバー付きのトイレトレーを使用しましょう。

7. トイレトレーニングの方法

トイレタイムの目星をつけ、必要な準備も整ったら、トイレトレーニングを始めましょう。

ですが、常に監視するというのはちょっと大変ですよね。

そこでおススメなのが朝一番の排泄時にトイレトレーニングをおこなうことです。

朝起きたあとはすぐに排泄をしてくれるので、犬を監視する必要がなく教えることができます。

そうすることで飼い主さんの負担もワンちゃんの負担も減らすことができ、トイレトレーニングを成功させる近道となるのるのでぜひ取り入れてくださいね。

トイレトレーニングを早く終わらせる秘訣!

・朝一番の排泄時にトイレトレーニングをおこなう

🐶トイレトレーニングの方法

step
1
予測したトイレの時間になったら、トイレまでリードにつなぎ連れて行きます。

抱っこして連れて行くとトイレまでの道のりを覚えることができませんので、急ぎでない限りはリードで導いてあげるようにします。

step
2
サークルに入れます。


step
3
排泄をするまで徹底して無視する態度をとります。

排泄後はすぐにほめる必要があるので、無視をしていても観察するようにします。

クレートトレーニングができている場合は、15分待っても排泄をしなければクレートに戻しても良いです。そして15分後にもう一度トイレへと連れて行きます。

step
4
ワンちゃんが排泄を終えたら大げさにほめてあげます。

下記、「ほめるさいのポイント」も参照してください。

step
5
サークルから出し自由にしてあげます。

サークルから出したあとは10分くらい犬の大好きなことをさせてあげましょう。

一緒におもちゃで遊んであげるのもよいですし、コングなどの知育おもちゃを与えてあげるのもよいです。

排泄を終えサークルから出したあとに、すぐにクレートなどの狭い場所に犬を戻すのはやめましょう。

これは犬に正しい場所と時間に排泄をすることは楽しくないというイメージを与えてしまいます。

step
6
ワンちゃんがサークルに入りすぐに排泄するようになるまでこのトレーニングを繰り返します。


step
7
トイレまで自分で行けるようになったらサークルのドアは開けっ放しにするようにします。


step
8
トイレを完璧に覚えたらサークルは取り外してペットシーツのみにして大丈夫です。

lightbulbほめるさいのポイント

  • 排泄が終わったらすぐにほめるということが大切です。すぐにほめないと、ワンちゃんはなぜほめられたかわからなくなってしまいます。
  • 排泄が終わったらすぐにほめるのが大切ですが、排泄中にほめるとワンちゃんはビックリして排泄をやめてしまこともあります。
    そのため、排泄が終わるまで待ち、すぐにほめるということが大切です。
  • サークルのすぐ近くにおやつを入れたバックなどを置いておき、ほめたあとにすぐにあげられるようにしておくと便利です。

7.1 一緒にトイレのコマンドを教えると便利

トイレトレーニングをおこなうときにトイレのコマンド (合図) を一緒に教えると、トイレトレーニングを早く終わらせるのに役立ちます。

トイレのコマンドを教えればすぐに排泄をするようになるので、排泄を待つことなくトイレトレーニングができるようになります。

そして、夜寝る前や外出の前などトイレをして欲しい時にトイレをさせることができます。

特に外でしか排泄をしないワンちゃんは、排泄時のかけ声をしつけておくと便利です。

それにより老犬になり外での散歩があまりできなくなっても、家の中でトイレをさせることができるので安心です。

下記の記事では、犬にトイレのコマンドを教える方法を解説していますので合わせてご参考ください。

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8. トイレに失敗してしまった時の対処法

トイレトレーニングに失敗はつきものです。

ここでは、トイレに失敗してしまった場合の対処法をお伝えいたします。

トイレに失敗してしまったことに、ワンちゃんが興奮しているような場合は、まずはワンちゃんが排泄物を踏まないようにすることが必要です。

サークルやクレートにいれるか、棚などに固定したリードにつなぐなどしましょう。

8.1 決して罰を与えない

怒ったりぶったりなどの罰は与えないようにしましょう。

罰を与えると信頼関係が傷つくだけでなく、トイレを隠れてするなどの行為にもつながり、トイレトレーニングを後退させてしまいます。

8.2 何事もなかったかのように掃除する

大きな声をあげて叫んだりすると、ワンちゃんはビックリしてトイレを我慢するようになってしまう可能性があります。

また、おしっこを失敗した場所を指してワンちゃんに「これダメでしょ」などと言うことも、排泄行為自体を怒られたと思い、隠れてトイレをすることや我慢することへとつながる可能性があります。

そのため、何事もなかったかのようにお掃除をすることが大切です。

8.3 臭いを残さないため掃除はしっかりとする

犬の鼻は非常にすぐれているので、臭いが残っていると同じ場所で排泄をする可能性があります。

そのため、臭いもしっかりとなくすように掃除することが必要です。

9. まとめ

できるだけ早くにトイレを覚えさせるためには、この記事で説明したように、トイレタイムの目星をつけることや、トイレに失敗したときの対応などをしっかりとおこなう必要があります。

それにより、飼い主さんと愛犬の負担を減らすこともでき、効率よくトイレトレーニングをすることができます。

トイレトレーニングは一進一退の繰り返しのため、失敗したときは落ち込むこともあると思います。

ですが、ワンちゃんの一生に比べたらトレーニングに要する期間は比べ物にならないくらい短いものです。

トイレを覚えさせることはワンちゃんと飼い主さんのこれからの生活に多くのメリットを与えてくれます。

ワンちゃんを信じて頑張ってください😄

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